2「何をどう信じればいいのか」

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  今の時代何を信じていけばいいのか皆目見当が付きにくい時代です。スマホ、ネット、SNSの普及、日々加速していく現実。

 

 一日が三日経ったかのように感じる現在。私は主観ですが、時代が便利になり過ぎたと思っています。AIの進出により、世界だけではなく雇用形態等も大きく変わろうとしています。

 

ホリエモンさん”YouTubeで仰っていました。

「今の常識は十年後、二十年後、全く通用しなくなっている可能性が非常に高い」と

ー平成二十六年度 近畿大学”卒業式来賓スピーチ内一部抜粋”

 

 この言葉を聞いた時、私も考えました。常識って一体何なんだろう?ルール?マナー?モラル?当たり前の事?でも、その当たり前の事って一体誰が何処でどう決めたの?いつから?誰が作ったの?そんな疑問が湧いてきました。

 

 自分って一体何で出来ているのか?

 

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 「脳」「心臓」「体」「血液」「体液」医学的に言えばこう言った所でしょう。

 でも、その次に人間であるからには「言葉」があります。「言葉」を話せる動物は人間だけでは無いでしょうか?

 

 そして一番重要なのが「自我」「自意識」です。

 

 此処が形成されるには幼少期、特に三歳~六歳くらいまでの育て方が、その人のその後の人格形成に大きく影響していると言われています。

 

 そして「育ち」ですね。「氏より育ち」とはよく言ったものです。

 

 "氏より育ち” ー人間をつくるには家柄よりも教育や環境が大切であるということー 明鏡 国語MX第二版

 

 ですが今、育て方と言いましたが今の世の中「毒親」と言った言葉も成立している時代です。そして、「虐待」のニュース報道も止む事は無いです。

 

 とても悲しい事実です。私は、独身ですので実際に親御さん達が抱えている、悩みや孤独、不安、ストレス、そう言ったものは全て想像の範疇になってしまいます。

 

 理想の「親」像はありますが、それを将来奥さんになるかもしれない彼女に、価値観を押し付けるのも自分の「エゴ」なのではないでしょうか?

 

 それだけでは無く、生まれた時から、天涯孤独で施設で育つ子供も居るのも大きな事実です。

 

 実際、親の名前を知らない、家の住所を知らない、そう言った人と会った事があります。

 

 私はごくありふれた一般家庭に生まれ育ったので、その時は大きな衝撃を受けたのを記憶しています。

 

 そんな中、一体私達は何をどう信じればいいのか。

 

 宗教ですか?政治家ですか?先生ですか?牧師さんですか?お坊さんですか?学校の先生ですか?親ですか?芸能人ですか?ジャーナリストですか?

 

 それは、あなたの「直感」で決まります。それが全てです。

 

 ”直感”

ー推理・考察などによるのでなく、感覚によって物事をとらえることー

”アプリ スマート辞書”

 

 この「感覚」というものが、人間誰しも備わっています。

 初対面で人と会った時、人は「直感」で何かを感じ取ります。

 

 「あっ、この人は何か良い人っぽそう」

 「あっ、この人とは合わないかも」

 

 人は、見た目だけで全てを判断できるものではありませんが、やはり最初に感じた「感覚」が最後まで印象として残ります。

 

 その時に、最も「重要」になって来るのが、その人の「言動」「一貫性」があるか、どうかと言うことです。そして、整合性が整っているかと言う事です。

 

 確かに、誰しもが人間であるからには「完璧」な人間等、この世には存在しません。

 時には、言ってる事とやってる事がチグハグな時もあるでしょう。

 

 ですが、「変えても良い事」「変えてはならない物」が存在すると私は思っています。

 「変えても良い事」とは「計画」「スタイル」です。この物事をやるにあたって、次はこうしよう、あぁしよう等「計画」は何度練りなしてもいいのです。

 また「スタイル」も同様です。

 

”Styleースタイルー”

5 個人や集団などに固有の、考え方や行動の仕方。

”アプリ スマート辞書”

 

 しかし、「変えてはならない物」とは「信条」であり「ポリシー」です。

 

 

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 ”信条”

1 堅く信じて守っている事柄。

 ”Policyーポリシー”

2 事を行う際の方針

 

 ここがブレて来ると、人はその人に対して不信感を抱く様になります。

 

 しかし、先程も申し上げましたが「完璧」な人など、この世には存在しませんから、時には「裏切られる事」も多々あるでしょう。

 

 しかし、その人がその事柄から、どう変わっていくのかが重要な見極めになって来ます。変わり続けるのか?変わらないのか?ここが、一番のキーポイントです。

 

 まず、自分の「直感」に従って「好きな人」を見つけましょう。

 

 政治家でも、先生でも、芸能人でも、歌手でも、タレントでも、ジャーナリストでも、まずはその人を好きになって、その人の言動を注意深く観察する事です。

 

 「目」「顔付き」「視線」「表情」「使う言葉」

 「思考」「思想」「所作」「立ち居振る舞い」

 

 何でも結構です。とにかく、その人を注意深く観察する事です。

 

 その人の「価値観」が、あなたの「良心」に沿っていれば、おのずと答えは見つかります。

 

 迷った時は、あなたの「直感」「良心」に照らし合わせて見て下さい。

 

 何を、どう信じようと個人の「自由」です。

 その答えが、あなたの「明日」を照らす「希望」になりますように。

 

 長々と、ご閲覧ありがとうございました。

 

 それでは、またの機会にお目に掛かりましょう。

 

 

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